大工養成課
「大工養成課」は木の花ホームの実績を生かし、次世代を担う大工を育成すると共に、
大工を魅力ある仕事として復権させることを目指しています。
現役の棟梁たちが、大工の道を志す未来の匠に”一人前の大工に必要なすべて”を丁寧に、徹底的に教えます。
近年、建築業界を取り巻く環境は厳しく、家を建てる職人である大工が年々減少しています。
1995年には76万人いた大工が、2010年には半分強の39万人にまで減少。
東京五輪が開催される2020年頃には、さらに半減するとの見方もあります。
絶対数の減少と並んで、大工の高齢化が問題です。
現役大工の約半数が60歳以上で、50歳以上で見ると77%にものぼります。
若い世代の大工は少なく、これまでに培われてきた優れた技術の継承も危ぶまれる状況です。
大工はかつて、お施主様から直接仕事を請け負い、
設計から大工工事、施工管理まで家造りの一貫を担っていました。
しかし今は、大手ハウスメーカーやビルダーから、大工工事を専門として仕事を請けています。
上記の背景より、大工という職業に誇りと愛着を持つ我々は、
建築の現場環境や業務効率に関する改善策を打ち出すと同時に、
大工職人の技と腕を生かせる場と機会を作り続けようと考えました。
大工は家づくりになくてはならない存在です。
大工の魅力に光を当て続け、建築業界の更なる発展に貢献していきます。
代表が大工の家系に育ち、根っからの大工職人を多く抱える住宅建築の「木の花ホーム」。
私たちが育てるからこそ、これから大工を目指す方には以下の3つを約束します。
現場に立つ腕の確かな棟梁たちが、大工として一人前になるためのすべてを伝授します。
これから大工の世界で活躍したいと考える25歳以下の方であれば、大工未経験でも歓迎。
学歴・職歴は問いません。
大工を志す、高等学校・専門学校・大学の学生の方には、技術はもちろん、大工としての
礼節や人間性を高めていくことを期待しています。
大工職人を目指すうえで必須となる大工道具。すべてそろえると約150万円にも及びます。
この高額な道具代によって、大工を目指したくとも断念したとの声も聞きました。
そこで弊社では、大工道具の支給、また基本知識を学ぶための学費も負担いたします。
資格取得支援制度も整えています。
我々が目指すのは高収入大工の養成です。
これまでの大工はあくまで職人であり、技術の研鑽に専念してきました。
しかし、高収入を目指すには、職人であると同時に経営者として自ら高収入を獲得する必要があります。
そのための、マネジメントやセールスマーケティング能力を養う研修を行います。
・「木の花ホーム」の正社員として大工養成課に入社します。
・未経験者でも初年度から給与が支給されます。
・卒業後も木の花ホームの大工として活躍することができます。